しなやかで高級感のある表情と、ふわりと香るお茶の香り。
廃棄茶葉を、自然由来の合成皮革へとアップサイクル。
原材料（廃棄茶葉）は静岡県掛川市から、合成皮革製造は静岡県浜松市で。
「地場の廃棄を減らし、お茶からできた高品質素材をあなたのそばに。」というコンセプトのもと開発されたのが、
MADE IN SHIZUOKA のシグネチャーマテリアル「Chakara」です。
Chakaraは2024年GOOD DESIGN賞を受賞いたしました。
Chakaraの樹脂層はポリカーボネート系ウレタン樹脂に、約30％の廃棄抹茶粉末が混合されています。
また、従来はポリエステル製であった裏地をコットンに置き換えることで
構成全体の70％を植物由来にすることに成功しています。
Chakaraには、以下の3つの性能が備わっております。
Chakaraには、茶葉を使った素材だからこそ得られたカテキン由来の『抗菌・消臭』という嬉しい効果もあります。
この2つは第三者検査機関で認証を受けており、その効果が認められております。
その効果を検査したところ、SIAAと同等であるという結果が得られました。
詳しい内容については、以下のリンクから検査鑑定証明書・試験成績をご確認いただけます。
Chakaraは、基材・中間層・表皮層の3層で構成されており、中間層にお茶粉末を混ぜ込む事で、表面の摩擦堅牢度を保つ事に成功しています。
摩擦堅牢度に関しては、社内検査部門で自動車規格での最高である、5級評価を得ています。
アニマルフリーで、環境負荷物質や環境ホルモンに該当する化学物質は使用していない、動物にも地球にも優しい素材。
ChakaraはSDGsに添って、
「原材料は可食ではないもの」
「粉末化するときのエネルギーが少ないもの」
「国内で産地が明確なもの」
という3つのコンセプトのもと開発された自然由来の合成皮革です。