産学協同プロジェクト
皆さまこんにちは。浜松は桜も一気に葉桜になり、
今年もまたちゃんとお花見せずに終わってしまいました。
新緑のいい季節になりますね。
学校でも新学年が始まり、昨日、
今年で5年目になる杉野服飾大学での講義を行ってまいりました。
下記リンクは昨年の取り組みの記事です。
ファッションプロダクトデザインコースの3年生の皆さんに取り組んでいただく
授業の中で、第一回目として「エシカルレザーとは何ぞや」をお伝えしました。
今ではそうそうたるファッションブランドがアニマルフリー素材を求めているという
背景から、本革の問題点、合成皮革のいろいろ、合皮の作り方、エシカルレザーって何なの?Sobagniのエシカルレザーとは。
のようなお話をさせていただきました。
合皮にもいろいろありますが、正直いいまして、本革にもいろいろあります。
食肉の副産物…確かにそうなんですが、動物から「はいだ皮膚」を使える革に
する工程で行われること。今ではネットを調べればいくらでも出てきますので
多くは語りませんが、食肉の副産物ではすまされないことが多くありそうです。
一方、合成皮革の部類に入るエシカルレザーがどうしてエシカルなのか
しっかり管理された工場で作られる安定した製品。環境ホルモンなどを使わない、
地球にも人にも優しい素材。
多くの方に知っていただきたい、この先ファッション業界で活躍するであろう
デザイナーの卵たちにこそ、知って、触れて、使ってほしい。
そんな思いから、授業をさせていただいています。
今年はスタッフSが魂の入った講義をしてくれました。
秋までのカリキュラムの中で、学生さんたちには存分素材に触れていただき
作品に仕上げてもらいます。
優秀な作品はクリスマスころ、Sobagniで商品化できると思います。
とても楽しみです。