エシカルレザー sobagniについて
エシカルレザーSobagni(ソバニ)とは
sobagniは、イタリア語のsogni(たくさんの夢)と、日本語の “そばに” をかけあわせた造語です。
あなたの夢に寄り添わせてほしい、という私たちの思いが込められています。
エシカルレザーと優しい未来を。 たくさんの夢があるあなたの生活のそばに “sobagni”。
日本人の強いモノづくりへの拘りに、応え続けることで生まれた「sobagni」は 厳しい環境下での耐久性が求められる「国産自動車内装用合皮」として、今日も厳しい品質管理のもと製造されています。
圧倒的な軽さ(※)、自動車基準の高い耐久性、10年以上ずっと変わらない質感品質。
※同じ厚みのリアルレザーの2/3 人にも、動物にも、地球にも優しい「sobagni」の風合い商品をぜひ手に取り感じてください。
合成皮革にもいろいろある
“sobagni”の会社は80年以上、一貫して合成皮革をはじめとするシート材の製造販売を続けてきました。
100年を超えても続いていくように、人にも、動物にも、地球にも優しい合成皮革「エシカルレザー」であり続けることが“sobagni”の目標です。
合皮がすぐにボロボロになってしまうのは「加水分解」と呼ばれ、合皮の悪しき特性とされています。
これは、ポリエーテル系ウレタン性の合成皮革と呼ばれる、安い素材で作られた合成皮革のせいなんです!
バッグや靴、ソファーなど、私たちの身近なものほどポリエーテル系ウレタンで作られています。 なぜって?
それは材料自体が安いから。
じゃあ、Sobagniの合皮は?
sobagniの合皮は、国産の高級車で良く採用されている、ポリカーボネート性ウレタン材料(※1)を 100%使用しているので、非常に高い耐加水分解性と耐久性を持っております。およそ10年以上もの間、外観はもちろん、伸縮性やしなやかさにも、目立った変化を起こすことがありません(※2)。
※1 ・・・非常に耐久性の高い樹脂で、カーポートの屋根などにも使用されています。
※2 ・・・車両内装に要求される厳しい規格をクリアしております。
本当のエシカルレザーとは?
私たちが作るレザーは自動車用内装材の規格をクリアしている素材で、およそ10年以上も変わらない品質を保つ素材です。
なぜ同じ合皮なのにボロボロにならないのでしょうか? 自動車内装合成皮革表皮材と言って、みなさんはピンとくるでしょうか?
簡単に言ってしまえば自動車用の合成皮革。
お高い自動車のあれです。
ラグジュアリー感がありながら、本革より軽く、水に強く、丈夫です。自動車は灼熱の地でも、極寒の地でも走ります。
もちろん金属だけが走るわけではありません。
内装の合成皮革であるシートやインパネも一緒に耐えなければいけないのです。
しかも耐久年数は10年が最低条件。
そうでなければ自動車用の合成皮革として認めていただけません!
安いポリエーテル系ウレタン性の合成皮革ではなく、私たちが作っているのはポリカーボネート性ウレタン材料。
名前は似ていますが、これらはまったくの別物。
安い合成皮革のバッグも、自動車内装合成皮革表皮材も、名前は同じ合成皮革。 でも全然違うものなんです。
私たちについて
私たちは、1935年(昭和10年)8月1日に創立した共和レザー株式会社から立ち上がったエシカルレザーブランドです。
創業して80年以上、一貫して合成皮革の製造販売を続けている日本の老舗合皮メーカーです。
自動車内装合成皮革表皮材では国内シェアNo.1、世界でもNo.2のシェアを誇ります。
なんと市場シェアは70%!「sobagni」が取り扱う合皮は、それほど揺るがぬ信頼を築いてきた製品です。 共和レザーの名前は知らなくとも、きっと皆さんの手に触れたことがあると思います。
sobagniがめざすもの
いまさかんに言われているSDGs。
そんな私たちが今回sobagniを立ち上げたのは、そんな背景もあってのことです。
共和レザーは80年以上、一貫して合成皮革の製造販売を続けてきました。
100年を超えても続いていくように人にも、動物にも、地球にも優しい合成皮革「エシカルレザー」であり続けることが”sobagni”の目標です。 動物の革を身に着けることは動物虐待なのではないか、という思想から世界的に動物素材を使わない「アニマルフリー」の考え方が支持されています。
合成皮革は「アニマルフリー」な素材です。 そのうえ、共和レザーのエシカルレザーは、環境負荷物質や発がん性物質、環境ホルモンに該当する化学物質は使用せず、環境にもやさしい素材です。